G-MAQ とは
- 独自のグラフト重合法を用いた高性能で強力な化学反応型吸着技術および製品の名称です。
- 高性能である一方で高コストであったため、使用場面が限定されてしまっていた「グラフト重合法を応用した吸着剤」を、低コストで製造することに成功し、より一般的に活用出来るようにした技術および製品です。
- 主に、有害化学物質や悪臭原因物質の「吸着→反応→無害化・無臭化」(空気質及び水質の改善)において、既存技術による吸着剤の弱点や問題点を解決する新たな技術として、優れた効果を発揮します。
- 国内外で複数の関連特許を取得しています。
- 室内空気質の浄化・改善に関する研究成果を、国内外の多くの学会で発表し、注目を集めています。
G-MAQ:Grafted Material for Air Quality
"G-MAQ" is a high-performance absorption technology that uses graft polymerization.
The target substance is inexpensively chemically adsorbed on a molecular level.
G-MAQ technology, which has been successful in converting graft polymerization that was once "high-performance, high-cost" to "high-performance, low-cost," is described here in.
グラフト重合法 とは
- 任意の物質に、その物質が本来は持っていなかった機能を付与することを目的として、用途に応じた機能を持つ分子を化学的に「接ぎ木」(=グラフト)する技術です。
- ベースとなる物質の持つ高分子鎖を「幹」(=基材)としてとらえ、そこに吸着・消臭等の特定の機能を持つ「枝」や「果実」となる物質(=側鎖・官能基)を導入します。
- 例えば、「基材」として「不織布」を選定し、「アルデヒド類」「低級脂肪酸類」「アンモニア・アミン類」を吸着機能を持つ「側鎖」「官能基」(この場合は、「アミノ基」「カルボキシル基」「スルホン酸基」等)を導入した場合、「シックハウス対策」や「タバコ消臭」に非常に優れた効果を発揮する「環境浄化型機能性不織布」を得ることが可能となります。
- 使用場面に応じた様々な物性/形状を持つ「基材」に対し、目的に応じた様々な機能を持つ「官能基」を付与することに成功した、日本発の先端技術です。
